2011年12月9日金曜日

低体温は老化の敵!

今は冬ですから冷えが気になる方は多いと思いますが、
夏でも手足が冷たい、ダイエット効果が出にくいと思う方は低体温症かもしれません。

平熱が平均して35度から36度程度の人を低体温症と呼びます。
低体温になる原因は、冷暖房設備が充実してきたことや、
車移動が多く運動不足になってきたことなどで、汗をかくことが少なくなってきた為です。

そうなると、代謝が低下してきます。
代謝が悪いと体温が下がってきて、筋肉の量も減ってきてしまいます。
筋肉を動かすことで熱を作りますが、熱に変える力が不足してくると、代謝が低下し、
低体温症になってしまうのです。

平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1℃上がると免疫力は約 60%活性化するといわれています。
体温は免疫力とも深い関係があるのです。
風邪をひいた とき熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応といわれています。
免疫力が下がれば、病気やアレルギーにかかりやすくなるのはもちろんのこと、
ダイエットに成功しないことや、アンチエイジングの効果を得られないことにもなるのです。

代謝の低下で老廃物が溜まった身体には、むくみや肌のくすみなどが表れます。
身体に活性酸素が溜まっていき、肌に張りがなくなってきますから、シワが増え、
年齢以上に老けて見られてしまいます。
顔や身体だけではありません。髪がぱさつき、抜け毛が増えます。
代謝が悪いことによって、このような症状が出るのです。

むくみの解消にはマッサージが有効ですが、
低体温を解消するには、運動が必要不可欠です。
お風呂で汗を流すことも大切です。
特に最近はシャワーで済ませてしまう方も多いと思いますが
温かいお風呂にゆっくり入ると全身の血流が良くなり、免疫力代謝もアップしますし、
お肌のコラーゲン量も増えるのです。

アレルギー体質の方は少し熱めの温度にし、
ストレスが溜まっている方や眠りが浅い方はぬるめのお湯にしましょう。
低血圧の方は半身浴がお勧めです。
ジュニパーベリー・スイートオレンジなどのアロマオイルを垂らすのも良いです。
できることからはじめて出来るだけ続けていきましょう。

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